昆虫食 あなや大学生

筑波大学生の昆虫食モラトリアム。昆虫食のやり方、食べ方を紹介します。

昆虫食 第3話  昆虫食の男

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「きぃ~ん こぉ~ん かぁ~ん こぉ~ん」

 

 

富師僥多…そのちょんまげ野郎は、名を告げる。

 

 

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「あっ、私は… 由水杏。杏ちゃんで良いよ。」

 


得体のしれないながらも、物腰の低くて、優しそうな僥多に対して、杏は、ラフに応える。同時に、僥多に疑問をぶつける。

 

 

 

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杏「さっきのハチは…なんで逃がさずに、バッグにしまっちゃったの?」

 

 

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僥多「あぁ、せっかくだから食べようと思ってね…」

 

 

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杏「えぇ、食べちゃうの!? 」


杏は、てっきり、研究用だとか、自分の家で観察するものだと思っていた。高校で生物学専攻だった、杏らしい考えである。

 

 

 

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僥多「オオスズメバチなんて、めったに捕れるもんじゃあないよ。それに、食べたことがない昆虫だから、嬉しいなぁ。」

 

 

 

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杏「(他の昆虫も食べてるの…!? なんなのこいつ…)」
「…そういえば、何で私に声をかけてきたの?」

 

 

杏は、ハチ以前の、初歩的な疑問に立ち返る。

 

 

 

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僥多「あぁ、さっき、君が一番、ハチの近くにいたから覚えていたのと、昼休みだっていうのにお食事をしていないから、まさか、さっきのハチがトラウマにでもなったんじゃないかと思ってね。」

 

 

 

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杏「(意外と優しい人なんだ…。にしても、それを話すために、わざわざ私の死角に座り込んで、話しかけるタイミングをまっていたのね…)」

「ちょっとわけあって、食べられないんだよね、本当は食べたいんだけど…」

 

 

 

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僥多「それなら、一緒に、食料調達に行かない? 2人で採れば、あっという間だッ!」

 

 

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杏「え、食料調達って、まさか…を捕りに行くの?」

 

 

 

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僥多「そう! 近くの草原でバッタを捕ろうか!」

 

 

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筑波大学の周りは田んぼだらけだ。住宅街や飲食店が密集しているかと思えば、広大な田んぼ空地となっている草原もある。そこは、バッタ・キリギリス類にとって、この上なく良い住処であると言える。

 

 

 

ちゃんの、奇妙なおまる。
                                                                                                    TSUDUKU…

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